【沿革】:欧ツアーの旗艦イベント。1955年ヨークシャー州ハローゲートのPannal GCで第一回。初代勝者はKen Bousfield。当時はGB&Iのプロに限定されていた。1969年に初のオープン試合となり、Wentworth Clubのクラブプロだったバーナード・ギャラカーがウエールズのAshburnhamで勝利。2年後、欧ツアー発足の1972年、Wentworth Clubでトニー・ジャクリンが優勝。開催コースは1984年以来、Wentworth Clubに固定。フィールドは150名。PGA理事会のノミネートによってPGA7地区から10人のPGA メンバーが出場(2006年までは20人だった)。Nファルドは連覇を含む4勝(1978, 80, 81 & 89)、Cモンゴメリーは3連覇(1998,99&00)、Lドナルドが連覇を果たしている(2011&12)。
【The PGA】 :プロフェッショナル・ゴルファーによる世界最古の協会組織である「The PGA」は1901年設立、英国ベルフリー(The Belfry)に本部を置く。1971年にトーナメント・プロフェッショナルとクラブ・プロフェッショナルが別部門となり、現在に続く欧ツアーが72年にスタート。世界の各ブロックを代表するツアーの成り立ちはカナダを除いてほぼ同様で、その後、欧ツアーは1984年に公式に独立組織となって発展。米PGA(正式略称は「The PGA of America:)は1916年設立、1968年にツアー制度を設立し、ツアーは1975年に独立した。豪ツアーは1978年にツアー制、1989年独立。日本は1973年にツアー制度ができ、1999年に独立。
<The PGA 7地区>
England and Wales (North)
England (Midlands)
England (East)
England and Wales (South West)
England (South)
Ireland
Scotland
| ツアー制度 | 独立 | |
|
米 |
1975 | 1968 |
|
欧 |
1984 | 1971 |
|
日 |
1999 |
1973 |
| 豪 | 1989 |
1978 |
| 南ア | 1996 |
1977 |
| 亜 | 2004 |
1995 |
2016:クリス・ウッドのキャリア3勝目。初日から首位だったスコット・ヘンドが崩れ、1打差から出たティレル・ハットン、2打差から出たリー・ウエストウッド、YEヤン、3打差からのダニー・ウィレットやマーティン・カイマーが伸ばしあぐねる中、最終組の2時間半前に出て行ったリカード・カールベリが2番ホールでのホールインワンを皮切りに12番までに8つ伸ばして8アンダーであがる。クリス・ウッドは3打差からスタートして前半を29の大会記録で12アンダー。終盤に落としながらも1打差を維持して優勝。ウィレットが3位。
2015:Aビョンホン(-21、ジャイディー、ヒメネスに6打差):初出場でキャリア初優勝。3Rにフランチェスコ・モリナーリとともに首位に並んだアンはノーボギーの65。Fモリナーリはボギー先行で74、5位に終わった。MAヒメネスが67で上がって、Tジャイディーと並ぶ2位タイ。クリス・ウッドが14番でBMW i8 をゲットするホールインワンもあって66であがって4位。3Rではヒメネスがキャリア10個目のホールインワンを決めていた。4日間で5つのホールインワンは大会タイ記録。アンは12番パー5ではアルバトロスかというショットが出てタップインのイーグルで3打差リード。その後15番17番でバーディーをものにする一方、追いかけるジャイディーはパーを重ねるだけだった。21アンダーは大会最少スコア新記録。
2014:Rマキロイ(-14、Sロウリーに1打差):水曜日の朝、突如、婚約解消の声明を発表したマクロイが最終日7打差から逆転優勝。あがり連続バーディ。ビヨーンが初日にCRに並ぶ62でトップに立ち、最終日はルークドナルドと並んで迎えたがビヨーンは75、ドナルドは70.シェーンロウリーが最終ホール2打目を曲げながらバーディーPをねじ込んで1打差の2位。ロウリーは翌日、ウォルトンヒースで全米OP予選会に臨み、パットが冴えて首位でパインハースト行きを決めた。
2013:Mマナセロ(-10PO/Sカーン4h、Mウォレン1h)カニザレス-9、ウエストウッド-8で最終日突入。
2012:Lドナルド連覇-15。ローズに2打差で最終日に入り、H4をボギーにして追いつかれたが、そこからバーディー5つ。66で回ったポールローリーとローズ(70)が2位タイ。
2011:Lドナルド。-8、WR1位のウエストウッドをプレイオフで破りWR1位になる。278
2010:Sカーン、-6、大会史上初のQ卒即優勝。アンダーソンヘッド-5、ドナルド-5. 278
2009:Pケイシー、-17、ゆるぎなき勝利。二日目に首位に立ち、ケルドセンに3打差、マクロイに4打差で最終日に入る。Rフィッシャーが64で猛追するも、68で1打差、逃げ切り。271
2008:PO2HめにバーディーでヒメネスがOウィルソンをやぶる。マギンリーが65-66でR2まで4打差首位(カールソン)、しかし79-72で失速10T。3Rはカールソンが66-69-70でヒメネス、ウィルソンに4打差首位、しかし、最終日は74、2打差で3T。ヒメネスは最終日5番Hでホールインワン4鉄。277
2007:アンダース・ハンセンがローズとのプレイオフ1Hめで7m半のバーディーを決めて5年ぶり2勝目。三日目のリーダー、ブロードハースト(80、20T)とロス・フィッシャー(84、39T)は大崩れ。280
2006:D・ハウエル68-65-9-69=271(-17)。全RがP-Lie.2Rからトップ。S・カーンに5打差をつけた。イングランダーは1989年ファルド以来。金曜日に大雨で中断。強風。日没順延。271
2005:アンヘル・カブレラ。「コースは長ければ長いほどいい」と嘯く。二日目のリーダー、ヘブロムに三日目に並んで首位、最終日67で15アンダー優勝。70-70-66-67=273.カブレラは01,04年と2位だったが3度目の正直。オハーンが最終日に64で単独3位に浮上。
2004:初出場のスコット・ドラモンド。66-71-68-64=269(-19)、アンダース・ハンセンの02記録に並ぶ。最終日の64優勝も99年モンティー以来。ツアー1000試合めだった。ギャラリー数も史上最高。ワールドクラスのフィールドで最終日8バーディー、ノーボギー64、カブレラに2打差。
2003:I・ガリド65、T・イメルマン68。18アンダーの二人によるプレイオフ1Hめでワンパットのバーディー。イメルマンは2打でG手前まで持ってきていながら3パット。3位にM・グローンバーグ、4位にE・エルス
2002:デンマークのアンダース・ハンセンが初優勝。269(-19)は最少スコア。18アンダーは1987年にランガー、1999年にモンゴメリーが記録。2位Tはモンゴメリーとロメロ274(-14)。
イングランド人口:5,000万人、ゴルフコース:1897、サーリー州のコース:98
“番狂わせ的”優勝者のWR
2001 A・オールドコーン 297位
2002 A・ハンセン 141位
2003 イグナシオ・ガリド 229位
*03全英 Bカーティス 396位
2004 S・ドラモンド 435位
(初出場、先立つ8試合のうち7試合はカットだった)
2010 S・カーン 747位
Embed from Getty Images