スティーブ・ウエブスター

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スティーブ・ウエブスターの母、ヴァレリーさんは2007年5月に亡くなった。すぐに試合に復帰したウエブスターは、しばらくはカット落ちが続いたが、やがてトップテンに入るようになり、10月のポルトガル・マスターズでキャリア2勝目を遂げた。ビラモウラの青く澄み渡る秋空の下、亡き母を思いながらのラウンドだった。最終日、1打差を追いかけて最終組の一組前をR・カールソンとともにスタート。前半のうちに追いつき、12番では3m弱のイーグル、続く13番でバーディー。16番17番も連続でとってこの日のベストスコア64、25アンダーで優勝をものにした。最終ホールを終えた途端に泣き崩れたウエブスターをキャディーが抱きかかえ、父テリーさんが迎えた。この日のウエブスターのゴルフは、まさにこの国の言葉「サウダーデ(saudade)」だったのだろう。65の好スコアで23アンダーの2位に入ったカールソンは「私はいいプレイをしたが、スティーブはただただ見事だった。私が差を縮めても、彼はバーディーを重ね続けた」と称えた。

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