過去のメジャー勝者を年齢別に見ると、40歳以降のチャンピオンは1割に満たない。ジャック・ニクラス(1980年に40歳で全米オープンと全米プロ、1986年に46歳でマスターズ)と、ジュリアス・ボロス(43歳の1963年に全米オープン、48歳1968年に全米プロ)はめだっていたし、2000年にビージェイ・シンが41歳でマスターズに勝ったのは印象的だった。しかし、全英オープンでは2011年のダレン・クラーク、2012年のアーニー・エルス、2013年フィル・ミケルソン、2016年ヘンリク・ステンソンと、このところ40代チャンピオンが意気盛んだ。
2014年末に39歳になったタイガー・ウッズは、ヒーローワールドチャレンジのときに心境を聞かれて“相応の適応”をしなくてはならないと答えていた。「マイケル・ジョーダンがほかのプレイヤーより高くジャンプできなくなって、フェイダウエイ・シュートを生み出したように・・・」「素晴らしいなと思うのはゴルフが長くプレイできるスポーツで、肉体的能力で優っていなくとも、かなり年をとっても勝てるということだ・・・」と、あくまでも前向き。トム・ワトソンは59歳のとき、グレッグ・ノーマンは54歳のときに全英オープン優勝まであと一歩だったこと、あるいはサム・スニードが54歳でレギュラーツアーに勝ったことを引き合いに出していた。