「スポットとスパット」

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我々日本人はコミュニケーションに外来語を取り入れて話の内容を際立たせたり、逆に軽快な印象を作ったりするわけですが、日本語に取り込まれる過程で元々の意味がすり替わってしまったり(例:ナイーブ)、拡大解釈されてしまったり(例:自動車のハンドル)、といったことも起きてしまいます。そして、ヒジョーに興味深いのは、もともと同じ言葉なのに日本語の中で言い方を変えて使われる例がある、ということです。

パッティングでボールを打ち出すべき方向に何か目印を見つけて、そこを通すようにパットする方法があります。目印となるのは芝の枯れたところや変色している部分などで、我々はそれを「スパット」といいますよね。ボーリング場のレーンに記されている三角形のあれ、あれも「スパット」です。

先日、私もスパット・パッティングを試みたら結構良く入るようになって、バーディを三つ取りました。その日はなぜかドライバーも良くて、打てばスイートスポットに当たるという好調でした。ニギリにも勝ったので、「よっしゃ、飲みにいこう」ということになって、いつもの夜遊びのスポットへと繰り出した・・・というのは作り話ですが、ここで出てきたスパットもスポットも、英語では“spot”であります。

我々は、同じ言葉なのに発音を変えて使い分けてるわけですね。

ヘボン式ローマ字綴りを教えてくれたジェームス・カーティス・ヘボン(James Curtis Hepburn)さんと、『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)が同じ苗字であるということ以上にびっくりしますね。

私は明治の昔にアメリカンを「メリケン」と聞き取った横浜の生まれなので、表記よりも聞こえた音に反応しやすいのですが・・・・。空耳アワー!・・・ファンでした!(2015年1月)

 

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